金運アップならとりあえずココ!日本三大金運神社である金剱宮(きんけんぐう)への参拝レポートです(2023年12月時点)。
鎮座するのは石川県白山市。山梨の新屋山神社や千葉の安房神社に比べるとアクセスが大変!難易度高め!だからこそいく価値がある!と信じて突き進んでまいりました。
思い立ったが吉日
自分が日本三大金運神社を知ったのは2023年でしたが、もともとは「ついでに富士山が見れるから」という理由で新屋山神社のみ参拝するつもりでした。
しかし欲が出たのか、安房神社も比較的近くて行きやすいので制覇。
でも金剱宮だけは遠すぎるから行かないだろうなーっと考えておりました。
ところが2023年は思いがけない幸運をたぐり寄せたこともあり、以前京都で願掛けをしまくった神社にお礼参りに行くことにしました。
そこで東京から金沢に行くよりも楽なので、京都から特急サンダーバードで金沢に行こうと急遽思いたったのです。
ちなみに東京からですとこんな感じです(時刻表は変わりますのでご注意ください)。
午前中の参拝が絶対!となりますと、駅から金剱宮までの移動時間・参拝の時間・途中のトラブルを考え、余裕を持ったスケジュールがおすすめです。
事前準備はしっかりと
東京-金沢間は料金的に高速バスの方が安いですが、時期が繁忙期だったため、新幹線と大差ない金額になってしまいました。
しかも夜行しかなかったので、午前中の参拝を終えると出発までかなり時間も空いてしまいます。
時間つぶしでお金を使っては本末転倒、と悩むところに「新幹線最大30%(4,260円)オフ!トクだ値キャンペーン(執筆時)」の存在を知り、なんとしてでも手に入れねば!と購入に挑んだところ、1日目は「すでに完売!」という事態に直面しました(ちなみに10%オフと30%オフがありましたが、10%オフは結構残ってました)。
発売開始が確か朝10時で、アクセスしたのがその日の夜。すいません正直なめてました。
「やっぱりみんな狙ってるのか・・・気合をいれなければ」と心新たに挑んだ2日目は朝10時にサイトにアクセス!でもまったく買えない!そもそもページが進まない、カートに入れても決済画面まで行かない・フリーズ→最初からやり直し、、、という初体験を繰り返し、ウダウダしてる間に狙っていた時間のものが完売・・・他の時間を見たくてもページがすすまない、再読み込みとかしてるあいだに完売!結局その日はあきらめました。
そして3度目の正直!と言ってもやることは前日と変わりませんが「候補の乗車時間を5つ細かく決めておく」という作戦を立てました。
「だいたい何時台」とかにしておくと、いざというときに迷いが生じます。その一瞬のスキをつかれ、望みは断たれます。
という準備をしていたにもかかわらず、この日はあっさりと希望の時間帯のもの購入することができました。
「結果も大事だけど過程も大事だよ?」と神様が試練を与えてくれたのかもしれません。
いざ金沢へ
京都駅でサンダーバードの切符を買う時に戸惑い、外国人観光客の相手でいっぱいいっぱいの駅員さんに親切な対応をしてもらい、なんとか人生初の金沢へ。
駅に着いたのは夜遅くで、わずかに雨が降っていました。
京都では北から西へ、西から南へ、南から奈良へ、お山を登って奈良から金沢へ。
朝からハードなお礼参りをこなし疲れていました。
とりあえずエネルギーを補給しないと、と周囲を見回すと、食べるところが何もない。
おまけにコンビニも見当たらず「あれ?」と思ったものの、疲れて探し回る気力もなく、宿へ(※金沢は宿泊税200円が必要)。
かろうじて近場のコンビニを1軒だけ発見し、何年かぶりに吉本新喜劇をテレビで見ていつの間にか寝てしまいました。
※帰りに発見しましたが、駅の中にも駅裏にもコンビニなどありました。
謎ルールにはご用心
「毛細血管がいっぱい詰まってるとこ、ワーキー!」と吉本新喜劇のギャグが夢に出てきて目覚めた翌朝。
「今日で日本三大金運神社制覇かぁ!」と息巻いて金沢駅向かい、お目当ての電車に無事乗車。
西金沢駅から新西金沢駅までの乗り換え時間が5分くらいしかなかったので、ちょっと不安になりつつ、足のストレッチをして発車を待ちました。確か電車は1時間に1本なので、乗り換えに失敗すると1時間待ちです。
と、そこでとんでもないアナウンスが耳に入ってきました「どっかの電車が遅れているので、この列車は出発を待ちます」。
「ええー!ちょっと!それなら新西金沢駅の発車も待ってくれるんだよねぇ!?」と乗務員さんに聞きたい気持ちでいっぱいでしたが、そこはもうあきらめて「1時間待ち」を覚悟。
ようやく3分くらい遅れて発車しましたが、もともと猶予の時間は5分、ということは乗り換えに2分。しかも駅と駅の距離も場所もわからない。
「う~ん、微妙」とうんうんうなっているあいだに西金沢駅に到着。
同じく乗り換える人はドア前に集まって、目が血走っていました。
新西金沢駅がどこにあるのかいまいちわかりませんでしたが、ドアが開くと先人たちに食らいついてダッシュ!
改札を出て左手に駅というよりも小屋みたいな建物に「新西金沢駅」の文字を発見し、そこになだれ込みます。さっさと改札を出たいのにどうやらこの会社は現金のみ!
おそらく同じ目的地の旅人たちの『suica使えないんですか?』の声を、カクテルパーティー効果で鋭く聞き寄せ、小銭を出しつつ券売機に走り寄ったと同時に硬化を投入。
カクテルパーティー効果とは、カクテルパーティーのような騒がしい場所であっても自分の名前や興味関心がある話題は自然と耳に入ってくるという心理効果です。
音声の選択的聴取や選択的注意とも呼ばれており、イギリスの認知心理学者であるエドワード・コリン・チェリーによって1953年に提唱されました。
引用:一般社団法人日本経営心理士協会
後ろに人が並ぶよりも早く切符を受け取り、改札を通り抜けてホームに飛び出しました。
後で知ったことですがお得なキップがあったようです。
詳細はこちら http://www.hokutetsu.co.jp/rail_ticket
こういうのは内容がしょっちゅう変わったり、ネットに情報が出てなかったり古かったりもするので、ご利用時にはよくご確認を!そして思い通りにならなかったとしても「いさぎよくあきらめて」ストレスをためないようにしましょう。
結局発車まで猶予は5分くらいあったように感じました。
それにしても、この電車が本当に古くてボロボロ。振動やカーブの遠心力を全力で身体で感じることができました。
地方は車社会でしょうから、もとから乗客も少ないのでしょうし、これからもっと減ることを考えれば、この車両も近いうちに引退かなぁ、なんてことを考えてると、ようやく金剱宮の最寄り駅・鶴来駅に到着しました。
駅舎も古く、駅員さんが切符を回収するのに、料理で使う水切りカゴのようなものを持っているは驚きました。
※ストリートビューでは自動販売機がありますが、2023年12月末の時点ではたぶんなかったと思います。
そして微妙に雨が降っている中を歩き出しました。
ルートはこんな感じで、徒歩約13分。
しかしお店はともかく、自動販売機すらまったく見つからず、温かい飲み物を恋しがりながら、金剱宮を目指しました。
迷うところなんてないのに何度か道に迷い、ようやく金剱宮の鳥居の前にたどり着くと、大きなのぼり旗が出迎えてくれました。ここから奥にみえる階段を登ります。
神社内
金剱宮内はたくさんの神社があって、参拝者が大勢いるとかなり順番待ちになりそうです。
あと道が狭いので、ここも人が多いとすれ違うのも大変そうですね。
また人気の『最強のお守り三種の神器』は売り切れで買えませんでした。
この三種の神器の売り切れは度々あるそうなので、どうしてもほしい場合は事前に電話で問い合わせるのが良いでしょう。
ついでの金沢観光
いろいろな事柄含め、今日ここまで無事にたどり着くことができたことに感謝をお伝えし、益々の精進を誓って金剱宮を後にしました。
ちなみに欲張ってまわった金沢の観光は、微妙に雨も降ったりやんだりのなか、近江町市場→兼六園・金沢城公園・玉泉院丸庭園→長町武家屋敷跡界隈→ひがし茶屋街というモデルコースとなりました。
手っ取り早くこのモデルコースから選びました。
特にひがし茶屋街はかなり広い範囲で、一帯がひとつのアミューズメントパークのよう。異世界に来たような雰囲気でおすすめです。
反面、兼六園・金沢城公園と長町武家屋敷跡界隈は時間がなければスルーしてもいいかも。
観光地は狭い地域に集中しているので、観光客が多くて歩きにくいです。
そういうときは大通りではなく、少しそれた裏道に入るとスムーズに歩けます。
まとめ
知り合いでもいなければ絶対に行かないであろう石川県白山市鶴来。
日本三大金運神社の最後の難関:金剱宮にお参りできたことは、金運よりも自分の行動力を上げることがきたと実感します。
そして無事に成し遂げられた自分を褒めてあげたい気持ちでいっぱいです。
もちろん自分の欲望丸出しでお願い事をしに行くのはNGですが、自分の場合は参拝後に仕事でかなり良いことがあったので、ぜひ良いご報告とお礼ができるように、毎年ご参拝をさせていただきたい神社のひとつとなりました。
最後に船井幸雄さん!教えていただいてありがとうございました!
公式ページはこちら(金剱宮は公式サイトというものがないっぽいので、神社庁内のページになります)
https://www.ishikawa-jinjacho.or.jp/shrine/j0899/
時刻表などは事前に要チェック!