金運アップならとりあえずココ!日本三大金運神社である新屋山神社への参拝レポートです(2023年5月時点)。
安房神社と金剱宮に比べると、東京からの交通アクセスも良く、移動距離も短いため難易度低めでありがたいです。
さらに見上げれば、日本の象徴・偉大なる富士山の姿を見ることができ、富士山のパワーまでもらえちゃうんじゃないか!?という感覚になれるおすすめ神社です。
プロローグ:3度めの正直
神社には『呼ばれていない人はたどり着けない』なんて言葉をよく聞きますが、実は今回わたくし『呼ばれていない』ことを2回経験しました。
1回目は興奮しすぎて眠れず、起きたら夕方。
2回めは天候不順、ようやく3回目に参拝できました。こんなことは初めてです。
新屋山神社への最寄り駅は「富士山駅」ですが、ここまでは高速バスで乗り換えなしでいけます。
が、最近の外国人を始めとする観光客増加のせいなのか、ギリギリだとチケットの空きがありません。
また、天候不順や自分の予定の問題で、直前まで予定が立てられなかったので、バスではなく電車で行くことにしました。
トイレに行きたくなったときと、それと関連して乗り継ぎがうまくいかなかったのときのことを考えると、やっぱりバスがいいですね(バスだと安心感があるのか、なぜかトイレに行きたいと思わないのです)。
電車ですとこんな感じです。
料金が高くなってもいいのであれば下記のようなルートもあります
大月駅までは問題なかったのですが、大月駅では大きなスーツケースを引きずる音が耳をつんざき、眺めればあふれる外国人観光客。
その人並みをかき分けてなんとか乗車、せまりくる富士山に高鳴る気持ち!そして横には大はしゃぎな大きな欧米人!車内の椅子に座れないので、50分近く立ってるのはちょっときつかったです。
富士山駅から神社まで
「バスを待つくらいなら歩いたほうがいい」というスタンスで、炎天下のもと徒歩30分コースに突入。
※バスだと富士急バスの「富士山駅から公民館入口(約7分・240円)」から徒歩5分が最短っぽいですが、他にもバス停があったり時刻表も変わるでしょうから、事前に要チェック!
日差しもあってか歩いている人はほとんどおらず、ずっと「富士山デッケー!スッゲー!」と心で叫びながら、ひたすらスタスタ。
行き先がわからないと不安な気持ちが感覚を狂わせるのか、何回も地図を確認しながら歩いたにもかかわらず、北口本宮冨士浅間神社(きたぐちほんぐうふじせんげんじんじゃ)という大きな神社に間違えて到着。
結局正しい道をゆくことができましたが、めちゃくちゃ住宅街の中に入ってしまい、入り組んだ狭い道がまたもや不安を煽ってきました。
「ホントにこの道で合っとるんかな?」と見上げた先に、赤い鳥居が出迎えてくれました。
神社内
木々に囲まれ、そびえる富士山の中に鎮座する新屋山神社は清浄。
ただただ金運アップ!というドス黒い欲望も浄化されます。
神社の中はそれほど広くないため、参拝を含めても20分ほどでまわれると思います。
当日は昇殿参拝をされている方がいらしゃいました。
参拝後は金運カードも購入しました。
荒れている神社とご縁と勇気?
せっかくなので、さきほどの北口本宮冨士浅間神社(きたぐちほんぐうふじせんげんじんじゃ)も参拝しよう!と、また住宅地の中を駆け抜けました。
途中、あまり手入れされている感じのない小さなお社を発見。
ボロボロという感じではないのですが、定期的に掃除などされている感じではありません。
何かで「荒れている神社は行かないほうが良い」と聞いたことがあったので、お参りするかどうか一瞬悩みましたが、「これもご縁!神様は悪いようにはしないはず!」と勇気を持って?前に進み、参拝させていただきました。
でもあまりにも荒れていたら遠慮させていただいたほうが良いかもしれません。
神様からの賜り物?
北口本宮冨士浅間神社(きたぐちほんぐうふじせんげんじんじゃ)はとても広く敷地内にはたくさんの社があります。
その中のひとつをお参りし終えると、「ありがとうございます」と白い影にお声がけをされました。
「神様っ!?」と振り返ると同時に「これをどうぞ」と手渡された謎の神様アイテム。
誰でももらえるのかなーっと思ったのですが、自分の前後の参拝者はもらってなかったので、なにがしかの神様パワーをいただけたのかと前向きにとらえました。
この神様アイテムは神饌(しんせん)という神様へのお供え物で「(たぶん)おもち」でした。そして白い影の正体は、『不二御法』という文字から調べたところ、たぶん「富士講」という富士山を崇めるかなり歴史もあるらしい民間の宗教団体の方らしいです。あれだけすごい山があれば崇めたくなるのもわかりますね。
急遽河口湖へ、そしてミス
ついでだから河口湖も見ておこう!と行き当たりばったりの行動が持ち味のわたくしは、バスで河口湖を目指すことに。
出発まであと2分のところを、何年かぶりに汗だくの全力ダッシュでバス停にたどり着きました。
が、到着予定時間になってもバスは来ず、「もしかしてもう出ちゃったのかな?」と、通り過ぎるいろいろなバスを見つめながら、不安を感じていたところ、10分近く遅れてバスが到着。
そして車内は観光客だらけで、入り口になんとかもぐりこむのが精一杯でした。
そしてここでミスをひとつ。
東京でもバスに乗ることはありますが、東京の場合は前の入り口から乗車して、最初に料金を払うんですよね(たぶん料金が一律だから)。
ところがここは真ん中から乗車して、乗ったところからの距離に応じて料金が変わるので、どこから乗ったかわかるように乗る時に整理券をとったりスイカなどをタッチしないといけなかったんです。
すいていたらそれも、タッチパネルが目に入ってきて気がついたかもしれませんが、激混みの車内でそれは目にすることができず、結局降車時に事情を伝えて精算できました。
暑い暑い河口湖で学んだこと
欧米系の観光客が地べたに座りまくるなか、ここでも歩いて河口湖へ。
しかし時間帯は正午になりつつあり、日差しもかなり強くなっていました。
河口湖へ着くまでは「湖の周りを一周歩くくらいしようかな」と考えていたのですが、日差しが半端なく、何もない湖の周りをただ歩くだけの苦行に耐えられなくなり、時には引くことの大切さを学び、結局途中で切り上げることにしました。
おまけにへばりきっていて、東京まで電車を乗り継ぐ気力もなかったので、観光客で激混みの小さな河口湖駅で東京までの高速バスチケットを購入。
出発時刻まで、日差しと人混みの中で、自分だけのセーフポイントを小さく確保して無事に乗車し、帰路につきました。
振り向けば、日本に生まれ育ったのに初めて訪れたどでかい富士山が見えました。
話に聞くのと、実際見たりやったりするのはやっぱ違うなーっと、行動する大切さを感じつつ、景色には目もくれずにyoutubeを見ている父親の隣で、富士山にはしゃいでいる小さな子どもの未来を祝福しながら、新屋山神社へのご参拝を無事に終えることができました。
まとめ
交通アクセスが良いのと、富士山も見える&パワーがもらえる新屋山神社はとてもおすすめです。
今回は全然まわれませんでしたが、周りに観光スポットもたくさんあります。
もちろん自分の欲望丸出しでお願い事をしに行くのはNGですが、自分の場合は参拝後に仕事でかなり良いことがあったので、ぜひ良いご報告とお礼ができるように、毎年ご参拝をさせていただきたい神社のひとつとなりました。
最後に船井幸雄さん!教えていただいてありがとうございました!
公式サイトはこちら
http://www.yamajinja.jp/index.html