関東のおすすめ神社5選

神社

喧騒を離れ、静かな清浄な空間で心を静めてみませんか

関東地方は、豊かな自然と歴史が息づく神社が点在する、神秘と伝統が交差する場所です。
そんな中でも特に心を動かされる、訪れる価値のある神社をご紹介します。

これらの神社は、訪れる人々に癒しと力を与えてくれる特別な場所。関東の神社を訪れることで、日本の美しさと精神性を深く感じることができるでしょう。

三峰神社(みつみねじんじゃ):埼玉県秩父市

解説

埼玉県の奥秩父山中に位置する三峯神社は、秩父鉄道・三峰口駅から西武バスで終点に降りたすぐの場所にあり、約1100mの高さに鎮座しており、訪れる人々に霊験あらたかな感覚を提供します。

この神社は関東地方で最も力強いパワースポットの一つとされ、樹齢800年のご神木や、願い事が叶うとされる「えんむすびの木」が特に注目されています。
さらに、「遥拝殿」からは、天候が許せば雲海を望むことができ、多くの人々に愛されています。神社の境内は、豊かな自然に囲まれ、木々の香りと神聖な気が満ち溢れ、まるで聖域のような雰囲気を持っています。

鳥居の前には狛犬ではなく、オオカミが鎮座しており、「大神」として動物界で徳の高い神様の使いとされています。
江戸時代にはオオカミの霊力が盗難や火事から守る力として信仰されていました。

入口には珍しい「三ツ鳥居」が設置され、参道を歩くと立派な「随身門」が現れます。
拝殿は色鮮やかな装飾がほどこされています。
神社で最も強いパワーを持つとされる「ご神木」には直接触れることができ、そのエネルギーを感じ取ることが推奨されています。
「えんむすびの木」の近くでは、2本の木が夫婦のように寄り添い合っており、縁結びの神様としての力があると言われています。

そして、「遥拝殿」では、健康と浄化の祈願と共に、息をのむような美しい景色を楽しむことができます。三峯神社の自然豊かな環境で、ぜひエネルギーチャージをしてみてください。

三峯神社でいただけるのは「」の文字が書かれたパワーあふれるお守り。
かつて毎月1日のみ頒布されていた「白い氣守」は、元フィギュアスケート選手の浅田真央さんが持っていたことでメディアなどにも取り上げられ、大変有名になりました。
(それを求める人が殺到し、周辺道路は渋滞になり、頒布は休止となりました。)

ご祭神

  • 伊弉諾尊 (いざなぎのみこと)
  • 伊弉册尊 (いざなみのみこと)

住所

埼玉県秩父市三峰298-1

アクセス

  • 車:関越道花園ICから車で120分
  • バス:西武鉄道西武秩父駅から三峯神社行き急行バスで約1時間30分

公式サイトはこちら

https://www.mitsuminejinja.or.jp/


参拝注意点

  • 帰りのバスは1時間に1本しかない。メチャクチャ混む!座れないと約1時間半立つことになる。
  • バスに乗るときはICカードなどのタッチを忘れずに、新しい500円玉は使えない

鹿島神宮(かしまじんぐう):茨城県鹿嶋市

解説


太平洋に面した茨城県南東部の鹿嶋市に位置する「鹿島神宮」は、常陸国の中で最も格式が高い一の宮とされており、紀元前660年に神武天皇によって創建されたと伝えられています。
日本全国に約600社ある鹿島神社の総本社であり、東国三社の一つとして、長い歴史を持ちます。

御祭神は、武道の神である武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)。雷や剣、相撲、地震の神として崇められ、大ナマズを抑える逸話で知られています。また、勝利祈願・必勝祈願のご利益があるとされ、多くの武将やスポーツチームにも信仰されています。

鹿島神宮の特徴の一つは、徳川家光の病気平癒のお礼として奉納された、日本三大楼門の一つに数えられる朱色の楼門。境内には、高房社があり、参拝の際はまずこちらを訪れるのが伝統です。

敷地内には約300mにわたる奥参道があり、奥宮や鹿園など、訪れる価値のあるスポットが点在しています。鹿島神宮は、広大な自然に囲まれ、鹿園では神使とされる鹿を見ることができます。

また、奥宮では、武甕槌大神の荒魂が祀られており、要石や御手洗池など、力強い生命力と清めの場が訪れる人々を待っています。御手洗池では、神聖な湧き水を持ち帰ることも可能です。

鹿島神宮の四方を囲む一の鳥居は、東西南北に配置されており、西の一の鳥居へは徒歩で約30分です。鹿島神宮を訪れた際には、ぜひこの歴史ある一の鳥居にも足を運んでみてください。

ご祭神

  • 武甕槌命(たけみかづちのみこと):『古事記』では建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)、建御雷神(たけみかづちのかみ)、別名に建布都神(たけふつのかみ)、豊布都神(とよふつのかみ)、『日本書紀』では武甕雷神。『先代旧事本紀』では建甕槌之男神、武甕雷男神建雷命など。

住所

茨城県鹿嶋市宮中 2306-1

アクセス

  • 車:東関東自動車道潮来ICより15分
  • 電車:JR鹿島線「鹿島神宮駅」より徒歩10分

公式サイトはこちら

https://kashimajingu.jp/


参拝注意点

  • かなり広いので、全部ゆっくり見ると2時間くらいかかる。

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香取神宮(かとりじんぐう):千葉県香取市

解説

千葉県香取市にある香取神宮は、下総国(現在の千葉県北部)の一宮であり、全国に約400社存在する香取神社の総本社です。
茨城県にある鹿島神宮や息栖神社と共に「東国三社」と称され、その歴史は2600年に及びます。
伊勢神宮や鹿島神宮と並び、神宮の名を冠する特別な許可を受けた神社の一つです。

この神社は、武術の神様である経津主大神(ふつぬしのおおかみ)を主祭神としており、勝運・交通安全・災難除けのご利益があるとされています。
関東地方の守護神としても知られ、千葉県で最も強い霊力を持つと言われています。

香取神宮への表参道口であった利根川に面した津宮鳥居河岸は、かつて水運が盛んだった時代、多くの文人墨客に愛された場所です。現在も、与謝野晶子の歌碑や常夜灯がその歴史を物語っています。

神社の本殿隣には、一つの巨木として根本で繋がった特異な形の杉が立っており、心願成就のパワースポットとして知られています。源頼義による祈願伝説が残り、訪れる人々の希望を集めています。

また、香取神宮と鹿島神宮の神様は、大ナマズを抑えることで地震を沈めたとされる伝説があります。この物語は、鹿島神宮の要石と香取神宮の地形が、それぞれ大ナマズの頭と尾を抑える形になっているとされてます。

香取神宮は、千葉県の自然に囲まれた、歴史と神話が息づく場所。ご利益を求め、心を込めて訪れる人々に、古の神々が今もなお力を貸してくれるでしょう。

ご祭神

  • 経津主大神(ふつぬしのおおかみ):別名伊波比主神/斎主神(いわいぬしのかみ)、斎之大人(いはひのうし)

住所

千葉県香取市香取1697-1

アクセス

  • 車:東関東自動車道 佐原香取ICから約1.5km
  • 電車・バス:JR佐原駅下車、バスで約10分、またはJR香取駅(無人)下車、徒歩30分(約2km)

公式サイトはこちら

https://katori-jingu.or.jp/

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鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう):神奈川県鎌倉市

解説

神奈川県鎌倉市にある鶴岡八幡宮は、約800年の歴史を持つ神社で、鎌倉幕府の初代将軍である源頼朝と深い関わりがあります。
この神社は、「鎌倉」の基盤を築いたとされ、応神天皇、神功皇后、比売神の三柱を祭神としており、これらは八幡神と総称されます。
勝負ごと、仕事運、安産、金運など、多岐にわたるご利益があると信仰されています。

鶴岡八幡宮の始まりは、源頼朝の祖先である源頼義が、京都の石清水八幡宮を関東に勧請したことに由来します。
源頼朝は現在の地に神社を移し、今日見る鶴岡八幡宮の基礎を築きました。
鎌倉時代から武士たちの守護神として広く信仰を集め、鎌倉幕府滅亡後の一時的な衰退を経ても、江戸時代に徳川家康や歴代将軍による保護・復興のもと、再び繁栄を見せました。

源頼朝に深く崇敬された鶴岡八幡宮は、武運と勝利の神としての信仰を集めるようになりました。
また、流鏑馬や破魔矢の発祥地としても知られ、武家文化を現代に伝える重要な役割を担っています。

ご祭神(主祭神)

  • 応神天皇 (おうじんてんのう)
  • 比売神 (ひめがみ)
  • 神功皇后 (じんぐうこうごう)

住所

神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31

アクセス

  • 車の場合:横浜横須賀道路(旭横須賀道路)の朝日奈ICから、県道204号線を鎌倉方面から約5km。
  • 電車の場合:JR鎌倉駅東口から徒歩10分、または江ノ電鎌倉駅から徒歩10分

公式ページはこちら

https://www.hachimangu.or.jp/

銭洗弁財天 宇賀福神社(ぜにあらいべんざいてん うがふくじんじゃ)

解説

銭洗弁財天宇賀福神社は、訪れる人々がその霊水「銭洗水」でお金を洗うことで、財が何倍にも増えて返ってくると伝えられています。
この神社の起源は、源頼朝が天下の平和を願い、1185年の巳の年、巳の月、巳の日の夜、人頭蛇身の水神・宇賀福神から「この地の水で神仏に供養をすれば、世の中が平和になる」とのお告げを受け、それに従って神社を建立したことに始まります。

この伝説は、源頼朝による信仰が鎌倉幕府5代執権・北条時頼に受け継がれ、「銭を洗えば財が増える」という民間信仰へと発展しました。
北条時頼が奥宮の霊水で銭を洗い、一族の繁栄を祈ったことがその起源とされています。

銭洗水は、鎌倉を代表する五大名水の一つに数えられ、弁財天の縁日である巳の日には特に大勢の参拝者で賑わいます。
神社の入口にある洞窟には、宇賀福神を祀る社があり、洞窟内部には銭洗弁財天が祀られています。
この神秘的な場所は、訪れる人々に財の増加と繁栄をもたらすと信じられています。

ご祭神(主祭神)

  • 市杵島姫命(本宮)
  • 弁財天(奥宮)

住所

鎌倉市佐助2-25-16

アクセス

  • 電車:JR鎌倉駅西口から徒歩25分
  • バス:源氏山入口バス停から徒歩9分

公式ページはこちら

https://www.trip-kamakura.com/place/195.html

まとめ

これらの神社は、騒がしい都市部離れた落ち着いた土地に鎮座しています。
忙しい土地・空気・心から離れ、落ち着いた環境の中で、金運だけでなく、新たな気づきや発見があるかもしれません。

時刻表などは事前に要チェック!

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